個人間精子提供の流れ
SNSやブログ、マッチングサイトなどを介した精子提供は、提供に至るまでの過程が大まかには決まっています。
→精子提供者から何らかの回答があるので待ちます。
目次
1.SNSなどから精子ドナーにコンタクトを取る
メッセージ例文
2.精子ドナーに求める項目を問い合わせる
メッセージ例文
3.精子ドナーを何人かに絞って面談を実施する
4.精子ドナーを選択する
5.提供を受ける
6.注意点
1.SNSなどから精子ドナーにコンタクトを取る
メッセージ例文
2.精子ドナーに求める項目を問い合わせる
メッセージ例文
3.精子ドナーを何人かに絞って面談を実施する
4.精子ドナーを選択する
5.提供を受ける
6.注意点
1.SNSなどから精子ドナーにコンタクトを取る
精子ドナーを見つけるうえで注意することについては
こちらから別の記事をご覧ください。
初めから一人に絞るのではなく
複数の精子ドナーに問い合わせるのが有効です。
- メッセージ例文
こんにちは、初めまして。
私は〇〇の事情により精子ドナーを探している〇〇と言います。
私は〇〇の事情により精子ドナーを探している〇〇と言います。
プロフィールを拝見し、活動範囲内であることから
ぜひ一度お話できたらと思い連絡させて頂きました。
いくつかご質問をさせて頂きたいのですが
可能でしょうか?ご確認の程よろしくお願いいたします。
→精子提供者から何らかの回答があるので待ちます。
2.精子ドナーに求める項目を問い合わせる
パートナーやご自身に似ているパーツがある精子ドナーをご希望される方や、とにかくスペックの高い精子ドナーをご希望される方など様々ですが、血液型や身長、体型、遺伝性疾患、病歴、容姿などを問い合わせます。
経歴はいくらでも嘘をつけるため、あまりにも輝かしい経歴であったり、少しでも疑問に思うことがある場合は気を使わずに質問するなど注意しましょう。
経歴はいくらでも嘘をつけるため、あまりにも輝かしい経歴であったり、少しでも疑問に思うことがある場合は気を使わずに質問するなど注意しましょう。
- メッセージ例文
下記項目について教えて頂けますでしょうか。
1.精子ドナーを始めた理由
2.出自を知る権威についての考え
3.ご年齢
4.まぶた
5.国籍
6.親族の病歴
3.精子ドナーを何人かに絞って面談を実施する
ZoomやSkypeなどのツールを使ってオンラインで面談するか、カフェなどで直接顔を合わせて面談をし、すでに文面で聞いたことの確認や雑談を通して人となりを確認しましょう。ZoomやSkypeなどのツールを使ってオンラインで面談するか、カフェなどで直接顔を合わせて面談をし、すでに文面で聞いたことの確認や雑談を通して人となりを確認しましょう。
面談の際に提供の意思決定を急かされる恐れがありますが、精子ドナーに自然と言いくるめられている場合があるので、その場で提供を受ける決定はせずに、一度持ち帰って落ち着いて検討することを推奨しています。面談の際に提供の意思決定を急かされる恐れがありますが、精子ドナーに自然と言いくるめられている場合があるので、その場で提供を受ける決定はせずに、一度持ち帰って落ち着いて検討することを推奨しています。
複数の精子ドナーと面談することを事前に伝えておき、提供をお願いする場合には追って連絡するということを面談のタイミングで精子ドナーに伝えておくことで、お断りの連絡に気を使うのを回避できるほか、お断りの連絡をした際に食い下がってきたり、執拗に理由を聞いてくる精子提供者が中にはいるようなので、そういった厄介事を回避できます。複数の精子ドナーと面談することを事前に伝えておき、提供をお願いする場合には追って連絡するということを面談のタイミングで精子ドナーに伝えておくことで、お断りの連絡に気を使うのを回避できるほか、お断りの連絡をした際に食い下がってきたり、執拗に理由を聞いてくる精子提供者が中にはいるようなので、そういった厄介事を回避できます。
4.精子ドナーを選択する
選択した精子ドナーに連絡し、日程や契約書など取り決めについてやり取りします。
精子提供ボランティアのツイートやサイトを見ていると、生まれた子どもへの干渉を示唆するような内容の書き込みをしている人が見受けられます。
精子提供を受けられるご家庭の方針で、精子ドナーとは定期的に連絡を取りたいなどの希望がある場合は個人情報のやり取りは問題ありませんが、安易に住所などの個人情報を精子ドナーに開示しないよう注意しましょう。
なお、生まれた子どもが出自を知る権利を行使したいと望んだとき会えるように、精子ドナーの連絡先や住所は控えておきましょう。
精子ドナーの個人情報は開示が必要であり、被精子提供者は個人情報を開示すべきでないという点が公平ではないと思う方もおられるかもしれませんが、精子ドナーはあくまでもドナーであり、精子提供による挙児希望者及び生まれてくる子どもに干渉しないことを心得て精子提供ボランティアとして活動しています。
精子提供ボランティアのツイートやサイトを見ていると、生まれた子どもへの干渉を示唆するような内容の書き込みをしている人が見受けられます。
精子提供を受けられるご家庭の方針で、精子ドナーとは定期的に連絡を取りたいなどの希望がある場合は個人情報のやり取りは問題ありませんが、安易に住所などの個人情報を精子ドナーに開示しないよう注意しましょう。
なお、生まれた子どもが出自を知る権利を行使したいと望んだとき会えるように、精子ドナーの連絡先や住所は控えておきましょう。
精子ドナーの個人情報は開示が必要であり、被精子提供者は個人情報を開示すべきでないという点が公平ではないと思う方もおられるかもしれませんが、精子ドナーはあくまでもドナーであり、精子提供による挙児希望者及び生まれてくる子どもに干渉しないことを心得て精子提供ボランティアとして活動しています。
精子ドナーに気を使って個人情報を開示しないようご留意お願いします。
5.提供を受ける
提供方法としてはシリンジ法と、グレーですが病院への持ち込みという方法があります。
シリンジ法及び病院への持ち込みはいずれも容器に採精し、容器で受け渡しを行います。
シリンジキット及び容器はなるべく被提供者ご自身で用意しましょう。
おすすめは下記の3点です。
- 保温容器(繰り返し使用):SEED POD mini(シードポッド ミニ)
- 採精容器(使い捨て):SEED POD mini専用 70cc採精用コンテナ
- シリンジキット:Seed in(シードイン)
6.注意点
タイミング法と呼ばれている性行為での精子提供について
妊娠率が高いなどと謳いタイミング法を推奨している精子ドナーがいますが、シリンジ法とタイミング法に妊娠率の差はありません。
妊娠率が高いなどと謳いタイミング法を推奨している精子ドナーがいますが、シリンジ法とタイミング法に妊娠率の差はありません。
シリンジ法で数周期提供を受けて妊娠に至らない場合に「タイミング法に切り替えましょう」と提案している精子ドナーもいますが、全く根拠のないことで、むしろ精子ドナーの精子に問題がある場合があります。
その場合は精子ドナー変更を検討することを推奨しています。
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