精子バンク

日本の精子バンクの現状

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  FTMの夫婦や、男性不妊の夫婦、レズビアンカップル、選択的シングルマザーの方が精子提供を受けることにより子どもを授かることが多くなってきていますが、多くの方は「可能であれば個人間精子提供ではなく信頼できる機関から精子提供を受けたい」という思いを持っています。

ネットで注文し、自宅で凍結精子を受け取り、自分で体内に精子を注入するという形の精子バンクが海外には存在しており利用者も多くいますが、日本には精子バンクは存在するのでしょうか?


日本の精子バンクの現状

乏精子症や無精子症などの男性不妊が広く認識されるようになり、第三者の精子を使用した不妊治療である「非配偶者間人工授精(AID)」も広く知られるようになりました。

このAIDで使われる精子は、大学病院の学生などが匿名で提供したものです。しかし、精子ドナーの匿名性を優先し、AIDにより生まれてきた子どもの「出自を知る権利」が長きにわたり蔑ろにされてきたことから、現在になってAID児の人権問題として社会問題になっています。

また、日本産科婦人科学会が営利目的の精子提供への関与を会員医師に禁じていることもあり、海外の精子バンクと同じような病院にかかることなく精子を受け取れる精子バンクは日本には存在していません

しかし2021年に獨協医科大学の医師らが民間の精子バンク機関である株式会社みらい生命研究所を立ち上げています。

日本の精子バンクと海外の精子バンク違い

2021年に獨協医科大学の医師らが立ち上げた精子バンク機関はどういったものかというと、非配偶者間人工授精(AID)のドナー不足を補うものであり、非配偶者間人工授精(AID)を行う12の登録医療機関に1件あたり15万円程度で凍結精子の提供を実施するものです。

この民間精子バンク立ち上げの背景には、絶対的男性不妊患者の夫婦への不妊治療である「非配偶者間人工授精(AID)」の精子ドナーが不足していることにあります。

精子ドナーが不足している理由は、「非配偶者間人工授精(AID)」によって生まれた子どもの出自を知る権利が蔑ろにされているという点が問題化してから、精子ドナーに非匿名での精子提供が求められることになり、精子ドナーの同意が得られにくくなったことから、精子ドナーの確保が困難になったためです。

そのため従来通り婚姻関係にある男女への提供にしか対応しておらず、FTM夫婦、同性カップル、選択的シングルマザーを希望の方は利用できません。

海外の精子バンク
誰でも購入でき自宅で自分で妊活できる

日本の精子バンク
絶対的男性不妊の婚姻関係にある夫婦が病院で利用できる


非配偶者間人工授精(AID)が受けられる病院一覧

(2021/10月現在)
宮城県 京野アートクリニック仙台
千葉県 東京歯科大学市川総合病院
東京都 クリニック飯塚
東京都 はらメディカルクリニック
東京都 慶應義塾大学
東京都 京野アートクリニック高輪
新潟県 木戸病院
新潟県 源川産婦人科クリニック
大阪府 西川婦人科内科クリニック
大阪府 イワサレディースクリニックセントマリー不妊センター
福岡県 セントマザー産婦人科医院
鹿児島県 竹内レディースクリニック
参考:提供精子を用いた人工授精に関する登録施設