選択的シングルマザー

選択的シングルマザーの女性が今後も増える理由【結婚したくない/子供ほしい】

選択的シングルマザーの女性が今後も増える理由【結婚したくない/子供ほしい】

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選択的シングルマザーとは精子提供を受けるなどして自らの意思で子どもを産み育てている非婚の女性のことを言います。

海外ではSingle Mother by Choiceと呼ばれています。
シングルマザーといえば、予期せぬ妊娠により未婚のまま子どもを産み育てている女性や、離婚して子どもと暮らしている女性というイメージがついていますが、現在は自ら進んでシングルマザーとして生きる非婚の女性「選択的シングルマザー」が増加しています。


非婚と未婚の違いは?


非婚と未婚には明確な違いがあり、結婚しないという選択をしたのが「非婚」、結婚しないという明確な意思は無くまだ結婚していないのが「未婚」です。

【非婚】
結婚しないという明確な意思がある

【未婚】
結婚しないという明確な意思はない


 

選択的シングルマザー増加の背景

現在は価値観が多様化し、男女とも結婚を望まない人が増加していますが、女性は結婚しなくとも子どもを産み育てることができるため、現在の価値観に合った形でもある「選択的シングルマザー」という生き方が注目を集めています。

内閣府の「結婚に対する考え方」の調査では、2005年から2015年まで「結婚はすべきだ」「結婚はした方がよい」と回答したのが65%程度だったのに対し、2020年には大きく減少し48%程度になっています。
それに伴い、「結婚・同棲・恋人はいずれも、必ずしも必要ではない」と回答した人の割合が2005年から2015年までの22%程度から、2020年には39%まで大幅に増加しています。
結婚に対する考え方
引用:内閣府
 
「結婚しない理由」についても調査が行われており、結婚しない理由としては「適当な相手にまだ巡り会わないから」が2015年、2020年とも最も高い割合を占めています。

「今は、仕事(又は学業)に打ち込みたいから」が2015年では32%を占めていましたが、2020年には19%まで減少しています。
「経済的に余裕がないから」は2015年の33.7%から2020年では29.8%に減少しており、経済的事情を上回る理由が2020年には増加していることが伺えます。

2015年から2020年で増加しているのは「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」、「異性とうまく付き合えないから」、「一生、結婚するつもりはないから」で、
「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」は、2015年29.6%から2020年38.6%、
「異性とうまく付き合えないから」は、2015年8.8%から2020年15.9%、
「一生、結婚するつもりはないから」は、2015年4.0%から2020年8.1%にそれぞれ増加しています。
独身の理由(日本)
引用:内閣府

今後も選択的シングルマザーが増える理由

男女別・年齢階級別の賃金推移を見るとまだまだ女性の賃金は男性より低いですが、確実に女性の収入は上がってきています。
男性の35~59歳の賃金が他の年代に比べると高いのは勤続年数によるものや管理職になって賃金が上がっているものと見受けられます。
一方で女性の賃金が男性に比べ低いのは管理職の割合の低さが要因の一つとしてあげられ、女性の管理職比率は2008年で約5.9%、2020年時点では7.8%程度であり、男性に対して賃金が低い要因であると言えます。

とはいえ女性の管理職比率は増加傾向にあり、法律でも女性活躍は推進されているため今後も女性管理職は増加していくと考えられます。
また、管理職に限らず、社長の女性比率や国会議員の女性比率も増加しており、日本の女性社長比率は2014年の約11.6%から2018年の間に約2%増加し、13.5%程度となっています。衆議院議員の女性比率は、昭和から平成初期まで3%程度でしたが、以降は2021年の10%程度まで順調に増加してきています。

女性が活躍する社会に変化してきていること、そして結婚しないことが考え方の一つとして広く理解されてきている状況にマッチした生き方が「選択的シングルマザー」であると言えるため、今後も選択的シングルマザーとして生きる女性は増えていくと考えられます。


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