選択的シングルマザーになる方法は?パートナーや提供者がいなくても病院で人工授精は可能?
結婚観の多様化、女性の社会進出を背景に、選択的シングルマザーとして生きる女性が増加しています。

選択的シングルマザーとは
結婚の意思がない女性が自らの意思で子どもを授かることです。
精子提供者の男性には養育費や育児への協力などを求めないことが一般的です。
これまでシングルマザーといえば
これまでシングルマザーといえば
・予期せぬ妊娠により出産し未婚で子育てしている女性
・離婚して子どもの親権を取り子育てしている女性
というように比較的ネガティブなイメージが持たれていました。
しかし現在は、様々な理由により選択的シングルマザーという生き方を選ぶ女性が増加しています。
選択的シングルマザーになるには?
ではどうすれば選択的シングルマザーになれるでしょうか?
方法はいくつかあります。
①結婚の予定がない交際相手などに協力してもらう
②精子バンクで精子を購入する
③精子提供ボランティアなどから精子提供を受ける
①結婚の予定がない交際相手などに協力してもらう
将来的に相手の男性が別の方と結婚した際に問題に発展しないようしっかりとした話し合いが必要であるほか、お互いの住所や生活圏が分かっているため、精子提供者による教育への干渉や、養育費の請求など後々トラブルになることがないよう注意する必要があります。
②精子バンクで精子を購入する
クリオス・インターナショナルなど海外の精子バンク企業から精子を購入し、凍結精子が自宅に届いたら融解しシリンジにて注入する方法です。
シリンジとは先のとがっていない注射器で、挿入部にシリコン製のパーツを取り付けるものが一般的です。
価格は凍結精子が7000円~25万円で、送料がプラスで7万円程度かかります。
ストローに入った凍結精子を輸送するため液体窒素タンクが送られてくることとなります。
凍結精子の価格に幅があるのは、ドナーの匿名,非匿名や精子の運動率などにより大きく幅があります。
精子は凍結すると運動率が著しく低下するため精子バンクの役割である妊娠につながることを考えると高い価格の精子を選ぶ必要が出てきます。
海外の精子バンクと提携している病院では購入した凍結精子で人工授精、体外受精、顕微授精も可能となっていますが2021年現在は婚姻関係にあり絶対的男性不妊の夫婦のみに限定されています。
また、海外の精子バンクには日本人ドナーがほとんどおらず、外国人の精子から選ぶことになります。
また、海外の精子バンクには日本人ドナーがほとんどおらず、外国人の精子から選ぶことになります。
③精子提供ボランティアなどから精子提供を受ける
ニュースなどで度々トラブルや問題が報じられていますが、妊娠に至る確率が比較的高く、費用的な負担もかからないため
SNSを始め検討する方が多い方法です。
精子は容器で受け渡し、シリンジにて注入します。
SNS等で活動する精子提供者には、性行為を迫ってくる男性や、性病検査をしていない男性、経歴などを詐称している男性など危険な人物も多いため注意が必要です。
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