精子提供

シリンジ法で妊娠しない場合の人工授精・体外受精への切り替えについて

シリンジ法による妊活に協力させて頂く中で、なかなか妊娠に至らないことがあります。
精子ドナーとしての立場ではありますが、妊活に励む当事者の女性と同じように心苦しさもあり、申し訳なさもあり、どうにか良い結果に繋がってほしいと願っています。
そしてなかなか妊娠に至らない場合に、シリンジ法から病院利用の人工授精・体外受精に切り替えることで妊娠に至る例が増えてきているため、情報共有のために記します。




シリンジ法で妊娠に至る確率


精子ドナーとして精子提供させて頂く際の提供方法としては、シリンジ法が最も多く、多くの方がまずシリンジ法から始められます。

最近では妊活に励む方同士で、SNS上での情報共有が活発に行われており、当事者の方はすでに感覚的にはシリンジ法による妊活でどの程度の方が妊娠に至っているかをつかめているかと思います。


・シリンジ法で妊活を始めて数周期で妊娠に至る方が半数くらい
・1年以上シリンジ法による妊活を続けて妊娠に至る方が数パーセント
・残りの約半数の方は1年以上シリンジ法を続けても妊娠に至らない方

2022-07-19シリンジ法で妊娠に至るまでの期間





人工授精・体外受精を希望される方が増えている


シリンジ法による妊活は、多くの方がクリニックなどの医療機関にかからず、排卵日の予測もチェッカーによる独自のタイミングで実施していることがほとんどです。

しかし、女性男性に限らず妊娠しにくい体質の方が多くおられ、病院での検査を受けなければ判明しないこともあります。

また、SNSなどでで多くの人が経験者からの知見を得やすくなったこと、人工授精・体外受精の場合は精子ドナーの性病検査も合わせて実施でき、より安全に妊活が進められることから、最近では初めから医療機関での人工授精・体外受精を希望される方が増えていると感じます。







選択的シングルマザーを希望の方やレズビアンカップルでも医療機関での人工授精・体外受精は可能

多くのサイトでは、医療機関での人工授精・体外受精は、婚姻関係にある男女のみ治療を受けられると記載があり、選択的シングルマザーを希望の方や、レズビアンカップルの方で医療機関での治療をはじめから諦めている方がおられるのも事実です。
私自身も以前は婚姻関係のある男女でなければ病院利用はできないと思っていました。

しかし、実態として未婚・非婚の女性でも人工授精・体外受精の治療を受けることはできます。

医療機関の個々の判断なのかは不明な点があり、オープンにしてしまうと批判が集まって今後医療機関では婚姻関係にある男女しか人工授精・体外受精を受け入れてくれなくなるなどの事態を招く恐れがあるため、大っぴらにはしませんが、問い合わせ頂けましたら個別に情報は共有させて頂こうと思っています。


医療機関での人工授精・体外受精は
・身体目的の精子ドナーは寄り付けない
・性病検査、精液検査を受けるため安心できる
・出自を知る権利の確保が可能となる
など何かとメリットが多いためオススメです。